「経営者の強心力」ストレスの原因を本質的に解決する

あなたはストレスに強いですか?

ストレスでコンディションを崩して、パフォーマンスが低下していませんか?

想い通り経営のために経営者のベストコンディションは前提条件です。心も体も健全でないと様々な不都合が起きてしまうものです。

  • 何にストレスを感じるか?
  • どの程度のストレスを感じるのか?

ストレスは人によって受け止め方に違いがあります。

中には「ストレスをエネルギーに変えることができる!」と(ホントかウソか別にして:笑)豪語するタフな経営者もいますが、多くの場合、ストレスはデメリットです。このストレス=デメリットによってマネジメントのパフォーマンスを下げてしまうのはもったいないことですよね。

経営者のストレスについて整理してみたので参考にしてください。

自論「ストレスに強くなる」は解決策ではない

ボクの自論ですが「ストレスに強くなる必要はない」と思っています。

例え話としておかしいかもしれませんが「殺虫剤」。「出てくる虫を退治する」という発想ですが、そもそも「虫が出てこないようにする」が本質的な解決策です。「殺虫剤」は「一時しのぎ」でしかありません。

ストレスも同様で「ストレスをどう解消するか?」ではなく「そもそもストレスの原因を無くす」が解決策です。

ボクも若い頃、よく吞みました。様々なストレスから「あ~呑みたい!」という欲望のままに呑みました。呑み始めると泥酔するまで深夜まで「夜の街」を彷徨ってたものです。当然、翌朝は二日酔い。その日はずっと自己嫌悪に苛まれていました。本末転倒ですよね。一瞬、酒に酔って忘れてただけで、ストレスの原因が解決したわけではありません。

「ストレスと向き合う」という表現を聞くことがありますが、これは「ストレスとどう付き合うか?」という意味ではなく、ボクは「ストレスの原因をどうやって解消するか?」と解釈しています。

だから「ストレスに強くなる」というのは「一時しのぎ」のためのチカラとすれば有効ですが、本質的な解決策ではない、と思っているのです。

「ストレスの原因」を自責で捉え言語化すること

「自分は、なぜ、落ち込んでいるのだろう」

「自分は、なぜ、怒っているのだろう」

「自分は、なぜ、イライラしているのだろう」

このような自問自答・自己内観をしながら「ストレスの原因」を言葉にすることが大切です。

「感覚的」に曖昧に考えても解決に至りません。

例えば(シンプルに)「仕事がうまく行かない」ことにストレスを感じてイライラしているとします。だからと言って「酒を飲む」「ゴルフに行く」「映画を見る」「お笑いで笑う」等々、何らかの(いわゆる)「ストレス解消法」を講じとところで仕事が好転することはありません。翌日は、依然として「うまくいかない仕事」と向き合うことになります。

解消すべきは「ストレス」ではなく「なぜ、仕事がうまく行かないのか?」の原因です。

少し客観的に自分自身を俯瞰して「なぜ、イライラしてるのか?」を考えてみることが大切です。

ボクの場合、そのほとんどが「自分の至らなさ」「自分の未熟さ」「自分のわがまま」「自分の勝手な都合」「自分の勝手な思い込み」「自分の過剰な期待」など「自分の***」でした。

つまり「ストレス」って「他責」ではなく「自責」であることが多いのです。

「いや、相手の振る舞いにイライラしてるから、原因は相手だ!」という意見や考えの人と議論になることがありますが、一般の人ならまだしも、経営者の場合は「相手をコントロールできない自分の未熟さ」に原因を求める必要があると思います。

よくあるのが「社員が思うようにパフォーマンスを出さないのでイライラしてる」という相談・悩みを聞くことがあります。「だから、悪いのは自分ではなく社員だ」と。

この類のストレスの本当の原因は、その経営者の採用力や育成力、あるいは、求心力かもしれません。

仮に「社員が思うようにパフォーマンスを出さないのは、待遇が悪いから」と原因が分かれば「待遇改善」に取り組む、という課題解決のテーマに辿り着き「次の行動」が明確になります。この課題解決に取り組むことなく、目の前の現象にイライラしストレスを抱える、というのは「自分が悪い」と自責で捉えることがとても大切なのです。

「心」をトレーニングして強くする

このブログで紹介している「心」をトレーニングすることが「ストレスの本質的解決」に効果的です。いくつか例示してみましょう。

「経営者の正直力」正直に経営したい、と強く思うチカラ

正々堂々と正直を貫くチカラ。この「正直力」が弱いと、ついついウソをついたり、胡麻化したりしてしまうことがあります。「ウソをついてる」という後ろめたさがストレスとなってしまうことがあります。正直であれば、この後ろめたさを負担に感じる必要がありません

「経営者の公正力」人として正しく意思決定するチカラ

「公正力」が強い人ほど、不公平や不正にストレスを感じやすいので、一見、逆のように思うかもしれません。しかし、そのストレスは「自分は正義を貫いている」という自信や自負がかき消してくれます。

「経営者の素直力」相手を受け入れる大きな器のチカラ

器が小さいと、些細なことにもストレスを感じてしまいます。無用な見栄やプライドを捨てて「素直力」を高め、心を大きくすることでストレスは小さくなっていきます。

「経営者の自制力」自分を冷静にコントロールするチカラ

「自制力」を高めることで、感情に左右されることなく、自分を冷静にコントロールすることができます。日常の生活から怒りや悲しみというストレスが小さくなっていきます。

「経営者の社会力」イイ人たちに囲まれる求心力の素

「社会力」を高めることで、イイ人たちに囲まれ、認められない、期待されない、という孤独ストレスから解放されます。

「経営者の感謝力」些細な事でも心から感謝を伝えるチカラ

「感謝力」を高めることで、周りの様々なこと、些細なことが「ありがたいこと」と感じるようになります。不平不満というストレスが、感謝に変わります。

まとめ「強心力」

いかがですか?

誤解を恐れず書くと「ストレスは未熟な心が原因」ということが少なくありません。

「心が強い」というのは、我慢や辛抱のことではありません。「正しく考える強さ」なのです。

この「強心力」を高めることで体調を崩すことなくベストコンディションをキープしてほしいと思います。

あと、もうひとつ補足すると「孤独感」も多くの経営者が感じ、それがストレスになっている場合があります。あわせてこちらの記事も参考にしてみてください。

(参考)【経営者の孤独】解放されることはないが、軽減はできる

お役に立ちますように!

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