「経営者の印象力」繋がりたい人と繋がるチカラ

この記事のポイント

取引先や人材など、繋がりたい人と想い通りに繋がっているだろうか?もし自信がなければ「印象力」を見直してみよう。

「想い通り経営」に必要な「経営者の心技体」。ここでは「体」の中の大切な一つ「経営者の印象力」について、その大切さと、改善のヒントを紹介しよう。

印象が悪いのはハンデだ

想い通り経営のためには、経営者のベストコンディションが前提条件である。「心技体」の「体」、その中の大切な1つである「印象力」は「繋がりたい人に好印象を持ってもらうために努力、工夫、配慮をするチカラ」と定義している。

経営者でなくても、ビジネスパーソンにとって「好印象」は大切な要素だ。特別な場合を除き、多くのビジネスは人との繋がりの中で営まれている。「話せばわかる」とはいえ、第一印象はとても大切である。「実はいい人」「実は優しい人」「実は誠実な人」であっても印象が悪く損している人が少なくない。残念なことに多くの人は「第一印象」で「先入観」を持ってしまう。印象が悪いのはハンデであり、競争の中でそれなりの残念な影響があるものだ。

ここでいう「印象力」は「繋がりたい人に好印象を持ってもらう」ということが目的なので「イイ人を演じなさい」という意味ではない。あなたの場合は「やんちゃなキャラ」がいいかもしれないし、極端なことをいうと「おねえキャラ」がいいのかもしれない。「繋がりたい人に好印象を持ってもらう」のが目的なので、特に繋がりを求めていない人が抱く印象は気にしなくてよい。したがって、一律に「これが好印象」と定義付けるつもりはない。つまり「印象力」は簡単に言うと「キャラ作りのチカラ」なのだ。

身だしなみ・話し方・表情・マナー・気配り

「印象」は複数の要素が複雑に絡み合って決まるものであるが、その中でも影響が大きいと思われる要素について考えてみよう。

最低限の身だしなみ

どのようなキャラであっても、最低限の身だしなみが必要なのは言うまでもないだろう。オシャレでなくてもよいが、清潔かどうか?は共通だ。どんなスタイルであっても、特に「爪」と「クツ」、相手が年配者なら特に注意が必要だ。

聞くことを優先する話し方

経営者は「聞く」より「話す」方が多いというタイプが少なくない。いろいろ話したい気持ちは分かるが「相手の話を聞く」というポジショニングに注意して欲しい。話すときも「自分のこと」は最小限にし「相手のことを聞くための質問」を多くすると相手は心地よくなる。聞く耳を持っている経営者、つまり、聞くことを優先する話し方は多くの場合、評判が良い。

信用と期待と安心を感じさせてくれる表情

「表情」、これは「にじみ出るもの」なので「わざとらしい表情」はかえって印象を悪くするが、身だしなみ、話し方と合わせて印象付ける大きな要素である。特に経営者に求められるのは「信用」と「期待」と「安心」を感じさせてくれる表情であるが、これは作れない。作った表情は大人なら簡単に見破る。この表情がにじみ出る内面を鍛えなければならない。

マナー違反・ルール違反

他にも、趣味?体形?色?香り?・・・言い出せばキリがない「印象力」であるが、ビジネスマナーやルールにも気を付けてほしい。印象の悪い経営者は「マナー違反」「ルール違反」が原因であることが多い。

特に、見落としがちなのが「社内ルール」。会社のルールは、社員だけではなく社長にも適用されるはず。ところが「特権階級」と勘違いして、社員にはルール厳守を課しているのに「自分は社長だからいいのだ」と振舞っている経営者が意外に多い。

このタイプの経営者のマネジメントは「独裁国家」のように「脅し」や「威圧」などで統制していて社員たちが幸福そうに見えない(社員たちが幸福ならば独裁でも構わないと思うが)。また、そのアウトローな振る舞いによってすでに求心力を失っていることに気付いていない経営者も珍しくない。

経営者のマナー違反、ルール違反が常態化している場合「想い通り経営」が目的とする3G幸福は実現できない。

気配りと感謝の気持ち

私は気配りが上手な経営者に好印象を持つ。「相手の気持ちに思いを馳せることができる人」だ。もちろん「媚びている」のではない。相手を思いやって先手を打てる経営者は「さすがだな」と思う。

あくまでも傾向ではあるが、この「気配り」と「人事」の関連を観察すると、気配り上手な経営者の会社は優秀な人材の定着率が高い。逆に言うと、気配りが下手な経営者の会社は優秀な人材が流動的だ。

この気配りの気持ちが最も現れるのが「ありがとう」だ。気配りが自然体の人は経営者に限らず「ありがとう」が多い。自然に口から出てくる感謝の気持ち「ありがとう」はその人の印象を大きく左右する。

あなたは何点?

1点:理解レベル
このチカラについて「理解」はできるが「納得・賛同」はできない。

2点:納得・賛同レベル
このチカラが必要なことは「納得・賛同」できる。しかし、身につけるには自信がなく、それによる不都合は受け入れるしかない。

3点:行動レベル
このチカラ不足によると思われる経営上の不都合が起きているので、このチカラを身につけようと目下「トレーニング中」である。

4点:習慣レベル
このチカラ不足が原因の経営上の不都合は起きていないので、この考え方、行動は習慣化しており合格レベルだと思う。

5点:指導者レベル
このチカラは当社の管理者や幹部クラスにも必要なので、自らが模範となって指導している。

まとめ、一番繋がりたいのは優秀な社員

以上、経営者の印象力「繋がりたい人に好印象を持ってもらうために努力、工夫、配慮をするチカラ」を紹介した。

すでにお気付きかもしれないが、経営者が一番「繋がりたい人」は顧客と並んで優秀な人材のはずだ。優秀な人材と繋がり、継続することに「経営者の印象力」は大きく影響している。優秀な人材に良い印象を持ってもらう努力、工夫、配慮は「想い通り経営」に不可欠なのだ。

経営者の「考え方」が変われば、「行動」が変わり、望ましい「結果」に変わる。

お役に立ちますように!

【このブログについて】「若手経営者のための経営支援ブログ」