「経営者の活力」言葉と行動で周りを元気にするチカラ

この記事のポイント

覇気。調べてみると「意思の力」「あふれる意気」と出てくる。さて、あなたは「覇気」に自信はあるだろうか?

「想い通り経営」に必要な「経営者の心技体」。ここでは「体」の中でも特に大切な一つ「経営者の活力」について、その大切さと、改善のヒントを紹介しよう。

「活力」が下がっても他人に見せるな

想い通り経営は、経営者のベストコンディションが前提条件である。「心技体」の「体」、その中の大切な1つである「活力」は「活き活きとした良い印象で社内外の多くの人々を惹き寄せるチカラ」と定義している。

多くの人は、活力を感じる人に集まる傾向がある。逆に言うと、活力を感じなければ人は集まらない。規模の大小はあっても経営者はチームのトップリーダーである。「人の上に立つ人」である。このリーダーに「活力」が不足していると、残念ながら、優良な取引先、優秀な社員が集まらない、という致命的なハンデを背負うことになる。

「自分は大丈夫!」と思っている人も、次のようなことがないか振り返ってみよう。

  • 朝に弱く、午前中は気分が乗らない
  • ついつい深酒してしまい二日酔いで出勤することがある
  • 考え事をしていると周りが見えなくなり自分の世界に入ってしまう。
  • 夏になると「暑い、暑い!」冬になると「寒い、寒い!」と不快感を表に出してしまう。
  • 社員が見ているデスクでウトウトすることがある

日頃、何でもないときは元気に過ごしていても、上記のような場面を見せることがあるなら、要注意である。

・・・とはいえ、朝、しんどいこともある、考えことをすることもある、暑いし、寒いし、眠たいし・・・人間だから当たり前。大切なのは「それを人に見せない」という意識だ。活力が低下した時でも「活力にあふれたトップリーダー」を演じてほしい。

言葉と行動で周りを元気にする経営者の「活力」、3つのな視点

では、具体的に「活力」は、どんな時に、どんな状態に感じることができるのだろうか?「活力」を感じる経営者の共通点を考えてみよう。そのキーワードは「ポジティブ」「タフネス」、そしてもう一つ「笑顔」の3つだ。もし「活力」に課題を感じるのであれば、是非、この視点について自問自答してみてみよう。

ポジティブ

ポジティブな経営者には「活力」を感じる。もともとの性格もあるだろうが、あえてポジティブを意識している人も多い。その意識とは「発言」だ。

周りがポジティブを感じるのは、その人の発言によることが多い。逆に言えば「弱音」「言い訳」「否定形」が少ないのだ。もちろん、心の中はわからない。しかし、チームのリーダーとしてネガティブな面を見せないように意識している。「弱音」も吐きたいし、「言い訳」もある、「無理なことはムリ」と思っている・・・しかし、それらはプライベートでの友人や知り合い、家族に聞いてもらえばよいのだ。「活力」を感じさせてくれる経営者は、あくまでもオンタイムで取引先や、ましてや社員の前では発しない、という意識を強く感じる。

タフネス

「活力」といえば「タフ」だ。「あの社長、何を食べてるの?元気すぎる!」と思わず言葉を漏らすことがある。とにかく元気なのだ。少なくとも元気に見えるのだ。もともと体力に自信がある経営者もいるだろうが、そのための自己管理を徹底している、あるいは、そのような習慣を持っていることが多い。

私が30年以上お世話になっている経営者がいらっしゃるが、もうすぐ80歳というのにとにかく元気だ。若いころに聞いたことがある。「社長、なんで、そんなに元気なんですか?」結論は「絶対8時間以上寝る!」だった。当時数千人を率いるトップだったので、仕事は多忙を極めていたと思う。しかし「寝る」を最優先にしている、という話を聞いて「そういうことか」と妙に納得した覚えがある。

また、私が師事したある会計士先生は「門限は午前2時」と決めておられた。またそんな時間なのに「酔ったところ」を見たことがない。夜の付き合い、夜の営業とアクティブに毎日のように歓楽街に「出勤」されていたが、深酒をせず、門限を厳守されていた。自分の「ダラダラ呑み」を強く反省したことも懐かしい思い出だ(笑)。

「タフネス」をキープするのは個人差があるだろう。しかし、このような生活習慣や工夫の裏にはトップリーダーとしての強い責任感、自覚を感じる。

笑顔

最後に「笑顔」。説明はいらないだろう。体力があり、ポジティブでもタフネスでも、いつも「しかめっ面」であれば、せっかくの「活力」も伝わらない。上述したように「活力」とは「活き活きとした良い印象で社内外の多くの人々を惹き寄せるチカラ」である。「笑顔」が不可欠なのはご理解いただけるだろう。

あなたは何点?

1点:理解レベル
このチカラについて「理解」はできるが「納得・賛同」はできない。

2点:納得・賛同レベル
このチカラが必要なことは「納得・賛同」できる。しかし、身につけるには自信がなく、それによる不都合は受け入れるしかない。

3点:行動レベル
このチカラ不足によると思われる経営上の不都合が起きているので、このチカラを身につけようと目下「トレーニング中」である。

4点:習慣レベル
このチカラ不足が原因の経営上の不都合は起きていないので、この考え方、行動は習慣化しており合格レベルだと思う。

5点:指導者レベル
このチカラは当社の管理者や幹部クラスにも必要なので、自らが模範となって指導している。

まとめ

以上、経営者の活力「活き活きとした良い印象で社内外の多くの人々を惹き寄せるチカラ」を、ご紹介した。大切な視点は「ポジティブ」「タフネス」「笑顔」だ。

「活力」は「想い通り経営」を実現するための「経営者の心技体」のなかの大切な1つだ。経営者の「考え方」が変われば、「行動」が変わり、望ましい「結果」に変わる。

お役に立ちますように!

【このブログについて】「若手経営者のための経営支援ブログ」