人は誰でも「考え方の習慣」「行動の習慣」があります。
成長のための「正しい考え方」のひとつ「習慣化の方程式」を紹介します。
「習慣」というのは、特に意識しなくても、自然に動くということです。例えば、歯磨きは特に強く意識しなくても毎朝の習慣になっているはずです。同じように、どうせなら「よい考え方」や「よい行動」を習慣にしてしまえば、毎日、特に意識したり、努力することなく、正しく考え、正しく行動できるようになります。
この方程式の別名は「努力不要の方程式」といいます。
習慣をもっと良くするために「理解」から「習慣」まで4つのステップがあります。何でもいいのですが・・・
例えば「タバコ」。最近は煙草を吸う人はかなり減りましたが、イメージはしてもらえると思います。愛煙家が禁煙するまでのステップです。
まず「煙草は、体に悪い」ということを「理解」するところから始まります。次は、自分の体に悪いと「賛成・納得」することが必要です。さて、体に悪いことを理解しそれに納得したならば、具体的に「禁煙」しなければなりません。つまり「行動」のステップです。アクションを起こさなければなりません。これは、最初に紹介した「結果の方程式」そのものです。行動を変えないと、禁煙という結果が生まれません。ところが、よくある「三日坊主」。煙草は体に悪いと「理解」し「納得」もできるから、実際に禁煙を始めたが・・・また、吸い始めてしまった。。。「行動」のステップで止まってしまい「習慣」まで至らないケースです。
しかし、この「行動」ステップを、意識し、努力し、継続したら、だんだん、それが「当たり前」になってきます。つまり「煙草を吸わないことが当たり前」になるのです。これが「習慣」です。「煙草を吸わない習慣」に変わるわけです。今までの「考え方」と「行動」が変わったから「結果」が変わるのです。
「考え方」と「行動」によって「結果」として「習慣」が変わったので、その後は特に意識や努力をしなくても「禁煙者という結果」が継続するのです。
もう、お分かりだと思いますが、この「習慣のステップ」は、「結果の方程式」の「考え方」「行動」の補足する法則です。
何か、習慣を変えたいならば、
「本当に理解してる?」
「本当に納得してる?」
「本当に行動してる?」
と自問自答して、三日坊主にならないように意識し、努力することです。ここは「難関」とみんな感じますが、そこが勝負の分かれ目です。どんどん、結果を変え、成果を出し、どんどんハッピーになる人はこの「悪い習慣を、良い習慣に変える努力をし続けている人」なんです。一部の人を除いて、我々「普通の人」の能力に差はありません。差があるのは、この「習慣を変える努力」です。この「習慣を変える努力」は「意識」だけでは中々続きません。だから、みんな「張り紙」をしてみたり、段階ごとに「自分へのご褒美」を設定してみたり、あるいは「公言」して、後に引けない環境にする、など工夫します。
理解し、納得し、行動し続けると習慣が変わります。
習慣が変わると、大袈裟ではなく「人生が変わります」、必ず。