マーカス成長支援プログラム:自習用サイト
成長の方程式
この「成長の方程式」は
年齢や職業・職種に関わらず、
成長したい人のために
「成長するためのヒント」を
整理しまとめたものです。
お1人でも多くの方々の
お役に立てば幸いです。
*このサイトは、株式会社マーカス・マネジメントが提供している「成長支援プログラム」をご利用いただいている企業様の社員様の自習用に発信しているものです。
早速あなたにお聞きします。
「成長したいですか?」
この質問をするとほとんどの人が「はい、成長したいです」と、答えてくれます。
なぜでしょうか?
その答えは「幸福になりたいから」です。
幸せになりたくない人なんていません。
みんな幸せになりたいのです。
そして、その1番の方法が「成長すること」と知っているのです。
だからみんな「成長したい」のです。
あなたもそのはずです。
なぜ成長すると幸せになるのでしょうか?
読み進む前にじっくり次のイメージ図を見てみてください。
誰かの役に立つと、その相手はもちろんのこと、その様子を見ていた人もあなたを認めてくれます。
誰だって、役に立って認められるとうれしいものです。少し幸せな気持ちになります。
そうすると「もっと役に立とう」と思います。
すると、次は「よくやったね!」とか「がんばったね!」と褒めてもらえるのです。
すると「頑張ってよかったな」とさらに幸せな気持ちになります。
すると、益々頑張るようになります。
そうすると「お役立ち度」がさらに上がるので、次は「すごいね!ありがとう!」と感謝されるレベルに上がっていきます。
役に立とうと思って一生懸命頑張ることによって「認められ」→「褒められ」→「感謝される」とレベルアップしていきます。そして、これは同時に「幸福感のレベルアップ」でもあるのです。みんな、この幸福感を知っています。だから、この幸福感をもっと感じたいから「成長したい」と思うのです。
ちなみに、逆を考えれば背筋が冷たくなります。何事も他人より自分ファーストな考え方で、様々テキトーに済ませていると、誰にも認められず、褒められず、感謝されることもない日々を送ることになります。想像しただけで悲しくなります。こんな気持ちになりたくないのです。
繰り返しましょう、「なぜ、成長したいのか?」
その理由は「幸福になりたいから」なのです。
こうして考えると「成長とは何か?」ってわかりますよね。
そうです、「もっと役に立つ存在に進化すること」なのです。
勉強することが成長ではありません。勉強した結果、もっと役に立つことができるから成長なのです。いっぱい練習して歌が上手くなっても、誰にも披露しなければ、その上達は成長ではありません。自己満足、という意味では幸福かもしれませんが、その上手な歌を他の人に聞いてもらって「うまいね~」「感動したよ!」と認められ、褒められる幸福に比べればちっぽけなものなのです。つまり、仕事でも趣味でも、誰かの役に立つように進化することが「成長」なのです。
さて、実際に成長するためには、どうすればいいでしょうか?
そのヒントは「言語化」です。
実現したいことはできるだけ具体的に言葉にすることがとても大切です。
どのような自分になりたいか?を明確にイメージすれば、飛躍的に実現可能性が高まります。
漠然と「成長したい」と思うのではなく「どのように成長したいか?」を明確にした方が成長しやすくなります。
この「成長の方程式」は、ビジネスの現場で活躍する人たちに、日頃「曖昧にしていること」を「具体的な言葉」にするヒントを分かりやすく「方程式」にして紹介しています。
人は、独りでは生きていけません。
みんな「社会」の中で生活しています。
社会の中のどこかの組織・チームに所属し、誰かのために仕事をしています。
上記はその三角関係を図にしたものです。
それぞれ、相手の役に立つように仕事しています。会社は取引先と社員の役に立つように、社員は、会社と取引先の
役に立つように仕事しています。
その仕事や行動が、満足のいくレベルであれば、相手は感謝してくれます。反対に、満足レベルで無ければ、相手は、不満を持つでしょう。どちらがハッピーか?分かり切ったことです。
この三角関係の中で、お互いに満足できる仕事・行動を行い、お互いに感謝し合う、これが幸福の原理原則です。スポーツでも、そうですよね。ファンと、チームと、プレーヤーの3者も同じ関係にあります。
これが「相互満足」と「相互感謝」という関係です。
みなさん、電話に出るときや名刺交換するときに「お世話になっています」って言います。
この三角関係の中で生活している、つまり、他の方々にお世話になっているから、その感謝の気持ちを伝えているんです。
その証拠に簡単な実験があります。
「お世話になっています。」だけではなく、「ありがとう」を付け加えてみてください。
「いつもお世話になり、ありがとうございます!」という具合です。
そうすると、不思議なことに、半数以上の人が「こちらこそ、ありがとうございます!」と返してくれます。
「形式的な挨拶」が「本当の挨拶」に代わり、それだけでも少し心が温かくなるのです。
もし半数も返ってこなければ、それは、あなたの「言い方」に問題があるのでしょう。
心から「お世話になってありがたい」と思えば、必ず伝わります。
是非、試してみてください。
みなさんにもっと成長してもらえるように、つまり、もっと役に立って、周りの人たちに満足してもらい、感謝してもらえる存在になってもらえるように、そのコツとヒントとなる「方程式」を紹介します。
「成長」するために必要な「正しい考え方」があります。
「正しい」とは「もっと役に立つための」という意味です。
その中でも、特に大切な考え方を8つピックアップしました。
- 【結果】=(考え方)×(行動)
- 【スキル】=(正しい考え方)×(基礎スキル)×(実務スキル)
- 【社会人】=(自覚)×(役に立つ)×(迷惑をかけない)
- 【組織人】=(目的認識)×(役割認識)×(行動・実行)
- 【責任】=(役割認識)×(行動・実行)×(成果)
- 【成果の分配】=(経済的分配)+(信用の分配)+(チャンスの分配)
- 【習慣】=(理解)×(納得・賛同)×(行動)
- 【相互支援】=「お互いの成長のための支援」
「相互支援」以外は、それぞれ、キーワードが「×」や「+」で結んであります。
この8つの方程式を理解するだけで、成長のスピードと質が変わります。
もちろん、すでに「知っているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう方は、ここまで、順調に成長していると思います。
いろんなスキルがありますが、残念ながら、スキルを上げるだけでは成長できません。
なぜなら、スキルが高くても「間違った考え方」をしていると、幸福どころか、不幸せを呼び込んでしまうからです。
「正しい考え方」がとても大切です。
例えば、反社会的な人たちの中にも、すごい技術やノウハウを持ってる人はたくさんいます。しかし、その人たちは「間違った考え方」つまり「自分さえよければ、他人に迷惑をかけてもよい」という間違った考え方をしているので普通の人達に感謝されることはありません。
例えば、ハッカー。インターネットや、ネットワークの知識経験は素晴らしいものを持っているでしょう。しかし、その使い方でその人の人生は私たちが求めている幸福な人生と真逆になります。
私たちは、どっちを選択するか?
「正しい考え方」の方がいいに決まってますよね。
初めての方は、まずは「8つの正しい考え方」から読んでみてください。