【正しい考え方(その8)】相互支援

方程式ではないのですが、大切な考え方である「相互支援」を紹介します。

文字通り「お互いに助け合う」という考え方ですが、世間一般でいう「困っている人を助けること」とは、ちょっと意味が
違います。

例えば、ダイエットしようと必死に筋トレをしている人がすごく辛そうな顔をして頑張っている場面。まさか「そんなに辛いのなら、代わりに私が腹筋してあげよか?」とはならないですよね?どんなに辛くても、ダイエットに取り組んでいる人の代わりはできません。

この「相互支援」とは、この話と同じです。

辛そうで、困っている仲間を見つけたら?もし、その辛さがその人の成長につながるのであれば手助けは無用です。その辛さを乗り越えることで、その人がさらに成長するのであれば、見守る必要や応援する必要はあっても、手助けしてはならないです。

つまり「相互支援」というのは「お互いが成長するために助け合う」という意味です。相手の成長となることであれば、どんどん支援しよう!という考え方です。だから、すごく難しい仕事に取り組んでいて今夜は徹夜かも、という仲間がいたら?それをやり遂げることがその人の成長になるなら手伝わないのが「相互支援」です。

したがって、反対に「単純作業」に汗してる仲間がいるとします、それを全部独りでやっても、その人の成長には結びつかない、ということであればみんなで手分けして手伝うことが支援です。

自分自身の成長も大切ですが、仲間や大切な人の成長にも気遣い、それを支援する。

チームのみんなが、この考え方を持てば、このチームは、素晴らしいチームになります、必ず。