【基礎スキル(その6)】積極的経験のチカラ

【積極的経験力】=(役割認識)×(学習)

6つ目の「基礎スキル」は「積極的経験のチカラ」です。

自分の成長のために自ら積極的に経験するチカラのことです。

反対に「消極的経験」という言葉がありますが、これは、毎日、真面目に仕事していれば、積極的に経験しなくても、誰でも一定の経験値は上がっていく、という意味合いです。ここで紹介する「積極的経験のチカラ」は、そうではなく「自ら積極的に経験する」という大切なスキルです。

例えば、少々難しい仕事が舞い込んだ、とします。上司が「この仕事、誰かやりたい人はいる?!」と立候補を募りました。このケースでは2人のタイプがあります。

「そんな難しい仕事はやったことがないので・・・」

・タイプ1:「やったことがないので、遠慮します」

・タイプ2:「やったことがないので、やらせてください」

これが「積極性」の違いです。どちらの成長スピードが速いか?明確ですね。「やらせてください!」と積極的に取り組んだ人の方が成長します。

昔から「死ぬまで勉強」なんて言い方をしますが、どんなに年を重ねても、あるいは偉くなっても、この「積極的経験力」は成長のための大切なスキルです。「好奇心」という性格も大いに関係していますが、好奇心が小さな人でも積極性は上げることはできます。

「積極的経験力」の方程式は「役割認識」と「学習力」の掛け算です。誰でもチームの中で期待されている役割と成果があります。これは「責任」でもあります。その役割、責任を果たすため、つまり、もっと役に立つ自分になる為に、どれだけ積極的に経験し、勉強できるか?です。

このスキルがあれば、将来有望です!参考にしてください。