【PDCA】=(計画)×(評価)×(改善・共有)
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返し、継続的に業務改善をするための代表的なフレームワークです。業務に限らず様々なことを「もっと良くしていく」ための基本的な手法であり、老若男女を問わない必修の基礎スキルのひとつでもあります。「いきあたりばったり」「やりっぱなし」の真逆がPDCAと言った方が分かりやすいかもしれませんね。
- P:計画「こうすれば、もっと良くなるんじゃないか?」
- D:行動「試しにやってみよう!」
- C:評価「うまくできた?できなかった?課題はこれか!」
- A:改善「改善箇所はここだ!こうすれば解決できる!」
簡単に表現すると、この流れがPDCAです。これを繰り返すことを一般的に「PDCAサイクルを回す」と言ってます。もう気付いていると思いますが「課題発見のチカラ」「計画達成のチカラ」の応用スキルでもあります。
まずは「課題発見/課題はなんだろう?」から始め、その解決をゴールとして「正しい計画/P」を立て、「正しく行動/D」してみる。そして、その結果を「評価(チェック)/C」し、新たな課題を見つけたり、あるいは、もっと良くするための方法を考えたりするために必要なスキルです。
このPDCAサイクルを回す過程で「考え方」や「行動」を、もっと良い方向に変化させることで「もっといい結果」を得
ることが可能になります。
日常から次のようなことを意識することで「PDCAのチカラ」はどんどんよくなります。
- 少しでも改善したいと思う
- 行動の前に結果を想定する
- 想定通りの結果となったとき、その原因を確認する
- 原因や理由を他責ではなく自責で考える
- 「神頼み」や「運試し」で済ませない
また、このPDCAを回した結果を共有することもチームワークのために大切です。一人ひとりがPDCAを回して得た結果はチームが「もっとよくなる方法」でもあります。「うまくいかなかったこと」も含め、関連する人に伝えることで「生産性の高いチーム」として進化することができます。ひとりの経験をみんなの経験にしましょう。
PDCAは「仮説検証のサイクル」です。もっとよくなるために、仕事に限らず、あなた自身のこともPDCAサイクルを回すことでもっと良くなりましょう!